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滝川義人著
国や民族が違っても、似たような格言・人生訓があったりするけれど、これはちょっと珍しいように思う。
楽しくすらすら読めるタイプの本ではないのだけれど、そういう考え方、表現の仕方があるのかと、ちょっと新鮮。
ユダヤ人と日本人、似ていたり真逆だったり、面白い比較だ。
「知恵は血脈として残る」
ユダヤの人たちは教育にも熱心なのだろう。
自分の努力や経験が、自分一代だけのものでないなら、余計大事に生きられそうだ。
「金は時なり、商売は汝を王とするが時間を奪う」
普通は「時は金なり」だが、これは逆。
時間を犠牲にしてお金を得ているという考え方になるのかな。
労働は、自分の時間を売り、自分自身を消耗して対価を得ている面もあるわけだから・・・やはり「勤勉」過ぎるのも考えものか。
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