韓非子を見よ!
2009-08-12


守屋洋 著
三笠書房 知的生き方文庫

「いい子」でいてもいい事なんかない。
と、小学生の時に思った私。
「論語」よりも先に「韓非子」を読んだ。
たまたまそのとき、うちに「韓非子」の本があったからなんだけど。
「いい子」でいさせようとする大人が多いなか、その内容は私にとって斬新だった。
子どもだったし、学校の授業で読んだわけじゃないから、自分の分かりたいように分かったつもりで読んじゃったんだけどね。
そのせいなのかどうか、今でも中国の古典のなかでは「韓非子」が一番しっくりくる。

岩波文庫あたりで「韓非子」を全部読もうとするとかなりの量があるけど、雰囲気だけ見てみようとするなら、この本がよいと思う。
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