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茂木健一郎 著
「赤毛のアン」は小学生のころに読んだ。
で、「赤毛のアン」シリーズというものが続々とあるのも知っていたけれど、私は読む気になれんかったなあ・・・
ヒットしたから、作者と出版社が儲けようと思って続編を作ったんだろうなーとしか思えず。
アンは大人になるにつれて「普通」になってしまうのそうだ。「文学」としては一編でやめておいたほうがよかったろうに。
ただし、「幸福になる方法」を学ぶには、多分、続編を読まなければならないんだと思う。著者も書いているが、一編だけで完結すると、あまり幸せな話ではない。むしろ大人になる話ではあるけれど。
本書によれば、モンゴメリの「エミリー」シリーズは、アンのように「普通の大人」にならない女の子の話だそうで。
「アン」シリーズを続々と書くモンゴメリという作家に期待が持てなかった私は「エミリー」を読まなかった。勿体無かったのかも。
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